新タイム・ボカン

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zoom RSS ★第五話:「空母要塞攻略だペッチャ」

<<   作成日時 : 2007/01/04 11:00   >>

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画像ナレーター
「丹平君達は毎度のマージョ達の挑戦を打ち破って、やっと再び幸せの日々を過ごそうとしていた。しかしそこへ、友田博士が緊急事態を知らせに来たのだった。」
友田
「ボース星から来たボース人が、地球の未来のあちこちの時代に現れては容赦なく攻撃を仕掛けてくるそうなのじゃ。」
ナレーター
「かくして木江田博士は、タイム・ボカン1(ワン)、2(ツゥー)、3(スリー)の機能を全て備え持つ、タイム・ボカン4(フォー)、タイム・コオロッタンの開発を始めたのだった。しかし途中で1つの問題にぶつかった。タイム・コオロッタンには4脚の先端にタイヤが取り付けられたが、ボディーの中央部に集まる重心を支えきる事が出来ず、急遽、前脚と同じ物が中脚として取り付けられる事になった。原因は体重が支え切れない事と、ドタバッタンに取り付けられてる”健脚エンジン”の開発が出来なかった事であった。ドタバッタンを分解する訳にもいかず、臨時にクワガッタンと同じ”脚移動エンジン”を取り付けて、2500年後のニューヨークへ向け、テスト発進したのだった。」
==>
コオロッタンは、タイム・トンネル内を高速で移動して行く。
ナレーター
「タイム・コオロッタンはテスト発進その物には成功した。しかし着陸に失敗し、同行したタイムボカン1(ワン)・メカブトンを苦しめる事になってしまった。コオロッタン背部前方に収まってるサブメカ、カマキリンの活躍で凌いだが、コオロッタンがタイム・マシーンとしてまだ未完成である事を浮き彫りにしてしまった。2500年後のニューヨークでボース軍をかろうじて退けた木江田博士一行は、現地で被害にあった男の紹介で、現地の科学者と技術者に会う事ができ、早速メカブトン、コオロッタン、クワガッタンの修理が始められた。また、コオロッタンに取り付けられている脚移動エンジンをより強力にする為、”コスモ・スーパー・サポーティング・チャージャー”が取り付けられて、後脚を動かす装置にはキュード博士らにより改良が加えられ、終にコオロッタンは飛行形ポーズが取れる様になった。飛行テストに成功したコオロッタンは、早速恐るべき力を披露したのだった。飛行速度が早く、逃げるボース軍の円盤を後方から体当たりし、ミサイル発射も正確だった。そして丹平君達の操縦していたメカブトンの危機をも救い、大変な活躍を見せつけたのだった。メイン操縦士も務められるキュード博士がボカンチームに加わり、研究所に帰還したのだった。しかし、コオロッタンはまたしてもタイム・トンネルからの着陸に失敗し、乗組員は気を失った。”タイム・ボカンはどんな危険な場所に遭遇するか判らない…”、木江田博士の決断は、ボカン4(フォー)を今後発進させないという非常に辛いものだった。しかしキュード博士の”コオロッタン欠陥発見用テストマシーン試作開発提案”で、タイム・ペシャーンを開発する事になった。木江田博士一行は、早速テストマシーンのタイム・ペシャーンとコンピューターが選んだメカブトンとクワガッタンで、2850年後のシドニーへ発進した。タイム・ペシャーンのテスト発進が成功した事でコオロッタンの欠陥が表に出てきたが、実はここにボース軍の基地が有ったのだ。メカブトンはあっけなく撃墜され、ボース軍の壺型の空母要塞が現れて、ボース軍の円盤の大編隊が出撃して来たのだった。クワガッタンが撃墜されたメカブトンを抱えて逃げ、タイム・ペシャーンはクワガッタンが逃げられる時間稼ぎに応戦をしたが、所詮戦力が違い過ぎて逃げるハメになり、タイム・ペシャーンまでもが撃墜されてしまったのだ。唯一残ったクワガッタン。しかもメカブトンには怪我人が乗っている。ボース軍の大編隊に追われたまま、どうする!?」
==>
クワガッタンは下降を続ける。そして着陸する。直ぐに丹平、ペラ助、オタケが出てきて、メカブトンに乗る。怪我をしてる木江田と、号泣しながら木江田に抱き付いている淳子が居る。
丹平
「博士、淳子ちゃん!」
ペラ助
「今助けるペッチャ。」
オタケ
「大丈夫?」
==>
丹平が木江田を背負う。号泣したままの淳子の両側にペラ助とオタケが労わりながら歩かせる。メカブトンから出た丹平達は直ぐにクワガッタンに乗る。一気にクワガッタンの周囲にレーザー光線の攻撃が土砂降りの雨のごとく続く。丹平は操縦席に着く。
丹平
「地中進行!」
==>
背部プロペラを閉じたクワガッタンは、クワを回して地中に穴を掘りながら地中へ進行して行く。その直後に、一斉にクワガッタンが穴を開けた入り口に、夕立の様な光線攻撃がされる。クワガッタンはそのまま地中を進行して行く。
淳子
「おじいちゃ〜ん…死なないで!死なないで!」
木江田
「う、う…、わしは…わしは…」
オタケ
「喋らない方がいいわ。」
==>
クワガッタンの操縦室内で、木江田の手当てが始められる。淳子とオタケとペラ助が、包帯を巻いたりする。
ペラ助
「これで応急手当は完了だペッチャ。」
淳子
「おじいちゃん…」
オタケ
「博士はそっとしておこう。」
丹平
「まともに奴らと戦っては絶対に勝てない。そこで、おおばくちだけど、俺にいい考えがある。」
ペラ助
「どうするクッチャ?」
丹平
「敵のあの巨大な基地を最初に狙うんだ。打開策はそれしか無い。」
オタケ
「丹平さん。それは一番危険じゃないの?」
丹平
「まともには戦えないよ、オタケさん。そんな時には他にどうすればいい?」
オタケ
「現代へ引き返したらどうかしら?」
丹平
「でも、キュード博士やチョロ坊はどうする?撃墜されたんだぞ。早く助けなければならないだろう?だから、まず二人を助けた後、敵のふところに入って勝負をかけるしか無いよ。」
木江田
「丹平君の言う通りじゃ。」
丹平
「博士。」
木江田
「キュード博士やチョロ坊を見捨てる訳にもいかんし、逃げても敵は追っかけて来るじゃろう。もし、奴らが自動追尾装置を搭載していたらどうするんじゃ?わしらの研究所が大変な事になるじゃろう。ここは逃げてはいかんのじゃ。」
オタケ
「そうでしたわ。」
ペラ助
「でも、海の中のタイム・ペシャーンをどうやって助けるペッチャ?」
木江田
「このクワガッタンは水面下にも対応できる様に改造を施してある。クワガッタン水面下モードで海に入って、まずキュード博士とチョロ坊を助けるんじゃ。」
丹平
「博士。これから東岸の海へ向かいます。」
木江田
「頼んだぞ。」
丹平
「はい。東岸方向へ向けて発進!」
==>
丹平はレバーを引く。クワガッタンは地中を進行する。一方円盤群は、クワガッタンが開けた穴の近くに着陸する。部下が基地の最高司令官アカンベイに連絡を取る。
アカンベイ
「どうした。敵を全滅させたか。」
部下
「いえ、一機だけ残っております。地中に潜って行き…」
アカンベイ
「逃がした言い訳をする為に連絡を取ったのか?」
部下
「ああ、いえ。」
アカンベイ
「必ず全滅させるのだ。敵にこの第三基地の存在を知られた上に、破損も被ったんだぞ。」
部下
「はい、必ずや最後の一機も破壊して見せます。」
アカンベイ
「口だけではならんぞ。」
部下
「はぁっ!」
==>
連絡が消える。円盤群は一機ずつ、その穴に入って行く。クワガッタンはその先の方を進行している。
丹平
「そろそろここら辺なんだけどなぁ。」
ペラ助
「進行方向はこっちでいい筈だペッチャ。」
丹平
「だけど変だなぁ…一度地上に出てみよう。」
==>
クワガッタンは地中内を上へ向けて進行する。そして、見慣れない広い室に出てしまう。中央に大きな球体がある。木江田はそれをモニターで見る。
木江田
「おお!これは大型爆弾じゃ。」
丹平
「ええ!何でこんな物がここに隠されているんだろう?」
木江田
「これは自動誘導巨大爆弾じゃ。わしら以外にもボース軍が恐れてる敵がいるんじゃろう。しかも基地がこの時代には有ったから、基地が危なくなった時の為に、無線コントロールで自動発射させる為の爆弾じゃ。丹平君、これは基地へぶつけても効果が無い様にコントロールされているじゃろうが、ボース軍の円盤群なら爆弾の爆発制御装置は働かない筈じゃ。これを使って円盤の大編隊を攻撃するんじゃ。」
丹平
「はい、博士。」
==>
クワガッタンは背部をプロペラに展開してゆっくりと上昇して、クワを回転させて天井を破壊する。外が見える。そして降下して爆弾をクワで掴み、もぎ取って上昇する。クワガッタンはメカブトンの置き去り場所へ戻って行く。少し飛行していると、遠方から円盤の大群が一斉に上昇するのが見えて来る。
丹平
「敵が見えてきたぞ。見てろ!」
==>
丹平はボタンを押す。クワガッタンのクワが上に上がり、そこからクワを振り下ろす。クワで挟んでいた巨大な爆弾が円盤の大群めがけて飛んで行き、円盤群に命中してかなり派手な大爆発を起こす。
丹平
「やったぞー!」
==>
爆弾の大爆発の衝撃で、大半の円盤が爆発して四散していく。残った円盤群が、クワガッタンへ向かって飛んで来る。
丹平
「よし、今度は海だ。」
==>
クワガッタンは飛行しながらクワを回して円盤群の中央を突き進む。回転しているクワにぶつかった円盤は、次々と爆発していく。クワガッタンはそのまま海へ向かう。円盤群はクワガッタンを追いかけて来る。海が見えて来る。
丹平
「海へ飛び込むぞ!クワガッタン水面下モード体制開始!」
==>
クワガッタンは高度を下げて行く。そして背部プロペラを閉じて、ポーズだけ変えないまま海に飛びこむ。クワガッタンは海中で、前脚を真横へそれぞれ真っ直ぐ伸ばして、クワの角度を変える事で海中の進行の潜水の角度を調節する。そのまま潜水していると、海底に滅茶苦茶にされたタイム・ペシャーンがひっくり返って居るのが見えてくる。
丹平
「タイム・ペシャーンが見えてきたぞ。随分酷くやられたなぁ。」
オタケ
「メカブトン同様酷くやられてるわ。キュード博士もチョロ坊さんも、大丈夫かしら?」
==>
クワガッタンは大破して転倒しているタイム・ペシャーンをクワで挟んで、上昇していく。タイム・ペシャーンの操縦室に居たキュードとチョロ坊は驚く。
キュード
「ん?誰かがこのタイム・ペシャーンを動かしておるぞ。」
チョロ坊
「キュード博士。このメカはもう、何もできませんよね?通信もできないし。」
キュード
「タイム・ボカンじゃろう。ボース軍だったら攻撃されてるからな。」
チョロ坊
「ああ、助かった…」
==>
クワガッタンは上昇を続けている。水面が見えて来る。そして水面上にクワガッタンは現れる。
木江田
「丹平君。陸地へ行くのは危険じゃから、上昇しながら壁に横穴を掘って、そこでタイム・ペシャーンの乗組員をクワガッタンへ非難させてくれ。」
丹平
「はい、博士。」
==>
クワガッタンの背部がプロペラに展開して回転する。クワガッタンは浮上して正面の壁にへばり付くようにする。そしてクワで挟んでいたタイム・ペシャーンを離して胴体と壁で挟んだまま飛行し続けた状態で、壁に向けてクワを回転させる。壁に横穴が空いて行く。横穴を開けてから、破損してるタイム・ペシャーンをお腹でクワガッタンは飛行しながら押し込んで、タイム・ペシャーンをそこへ置く。そしてその手前の壁にまた穴を開けて行き、クワガッタンは入って行く。そして、クワガッタンから丹平、ペラ助、オタケが出て来て、タイム・ペシャーンに乗車して、キュードとチョロ坊を呼び、クワガッタンへ非難させる。クワガッタンはそのまま地面を穴を掘りながら進行する。
キュード
「今度は丹平君に助けられたよ。」
丹平
「いえ。それよりいきなり敵の空母要塞の攻撃をしましょう。」
キュード
「うむ。そうじゃな。」
チョロ坊
「敵の空母要塞はメッチャクチャにしてやるからな。」
ペラ助
「空母要塞を潰すペッチャ。」
丹平
「チョロ坊。現在のボカンの推定位置を確認して、敵の空母要塞の真下から攻撃する。」
チョロ坊
「了解。」
==>
チョロ坊はモニターを見る。クワガッタンは地中を進行して行く。
チョロ坊
「現在のボカン3(スリー)と敵空母要塞との推定距離は15km。北西方向へ進行するのが最短だよ。」
丹平
「うん。」
木江田
「丹平君。ボース軍の空母要塞の真下はひょっとすると危険かも知れん。」
キュード
「わしもそんな気がするんじゃ。」
オタケ
「どうしてなの?」
木江田
「ボースの連中はクワガッタンが地中進行できる事を既に知っておる。だから奴らはクワガッタンが空母要塞の真下から現れる事を予測してる筈じゃ。そこへ出てしまっては敵の猛攻を受けて行動不能以上の状態にさせられかねんのじゃ。だから、後方へ回り込んで敵の背後から攻撃を仕掛けた方がいいとわしは思う。」
丹平
「なるほど、よし、敵の背後から攻撃だ。」
木江田
「うむ。」
==>
クワガッタンは地中を進行している。モニターでは空母要塞にクワガッタンが最短距離のコースで近づく絵が表示されている。そしてその画像上のクワガッタンのキャラクターが、空母要塞の真下に来る。
チョロ坊
「敵空母要塞の真下を通過するよ。」
==>
モニターの画面上のクワガッタンは空母要塞の下を通過して、そのまま離れて行くクワガッタンは地中を進行している。
木江田
「そろそろこの辺でいいじゃろう。」
丹平
「はい、博士。」
==>
丹平はレバーを引く。地中を進行しているクワガッタンは、上方へ向かう。そして破壊された都心の地面からクワガッタンはクワを回しながら現れる。そして背部をプロペラ状態にしてゆっくりと上昇する。クワガッタンの背後にボース軍の空母要塞が浮いていて、その更に後方に、ボース軍の円盤の大群が空中で待機している。丹平はモニターでそれを確認する。
丹平
「やっぱり敵は、俺達が空母要塞の手前から現れるとみていたんだなぁ。」
キュード
「空母要塞の手前から現れていたら、光線攻撃で蜂の巣にされるところじゃったよ。」
チョロ坊
「奴らって意外とバカだねぇ。あんなに一杯居て誰も予測してないんだから。」
木江田
「奴らはバカでは無いぞ。トップの命令じゃからああなるんじゃ。それに、こっちは有利になった訳ではない。敵はこうなっても良かったんじゃ。」
淳子
「そうだったの、おじいちゃん?」
木江田
「うむ。奴らはボカンが地上から出て来る事よりも、空母要塞の援護を優先させたんじゃろう。」
オタケ
「それじゃ、私達の行動を予測されてたのかしら。」
木江田
「いや、もし手前に出てきたら攻撃しようという意図で、空母要塞を守る方に重点を置いただけじゃ。」
ペラ助
「早く空母要塞のふところに潜るペッチャ。」
丹平
「発進!」
==>
丹平はレバーを引く。クワガッタンの後部噴射口からロケットブースターが噴射されて、クワガッタンは方向をくるりと変えて飛行ポーズを取り、空母要塞に向かって飛んで行く。円盤群はクワガッタンへ近づいて行く。空母要塞の左側からクワガッタンが、右側から円盤群が、それぞれ近づいて行く。クワガッタンは、ドンドン空母要塞に近寄って来る。空母要塞はその場でゆっくりと回転する。クワガッタンのモニターで、乗組員がそれを確認する。
丹平
「うん、何をする気だ?」
木江田
「ミサイルじゃ。空母要塞はミサイルでこっちを狙う意図があるんじゃ。」
丹平
「そうか…よーし、みてろ。」
==>
クワガッタンは桑を回さずに空母要塞に近づいて行く。空母要塞の中央部から、大型ミサイルがクワガッタンへ発射される。ミサイルはクワガッタンの正面まで飛んでくる。
淳子
「キャーッ!」
丹平
「こうしてやれー!」
==>
丹平はボタンを押す。正面まで飛んできたミサイルを、クワガッタンは桑で捕まえて、そのまま桑で振り下ろす様にミサイルを投げ飛ばす。ミサイルが空母要塞下部へ飛んで行き、命中して大爆発を起こす。周囲にいた円盤群は爆発で飛ばされて、ぶつかり合って爆発していく。残った円盤群は、クワガッタンへ光線攻撃をかけてくる。クワガッタンは空母要塞中央部に隠れる。光線攻撃の一部が空母要塞に命中してしまって、空母要塞は損傷する。クワガッタンは桑を回して空母要塞に体当たりをする。空母要塞は傾く。クワガッタンは空母要塞の空域を旋回して、もう一度同じ方向から体当たりをする。空母要塞は更に傾く。
アカンベイ
「これ以上はアカンだべー!」
==>
クワガッタンは旋回して、同じ方向から体当たりをする。空母要塞は逆さになって行き、墜落していく。そして地上に落ちて大爆発する。
チョロ坊
「やったー!」
キュード
「なるほど。空母要塞の下部にミサイルの倉庫が有ったんじゃな。元々地上に出ていなかったから、空母要塞は安全な下部にミサイルなどの砲弾を格納しておったのじゃ。」
木江田
「うむ。キュード博士の言われた通りじゃ。地上に墜落したのは内部からの誘爆も有ったんじゃ。」
丹平
「後は残った円盤だけだ。」
ペラ助
「全部やっつけるペッチャ。」
==>
円盤群はクワガッタンに光線攻撃をかけて来る。クワガッタンは上下左右にかわしながら、桑を回転させて円盤群へ突っ込んで行く。桑にぶつかった円盤は、それぞれ爆発していく。
木江田
「何か嫌な予感がする。」
キュード
「わしも同感じゃ。」
オタケ
「あら、どうしてですの?」
キュード
「敵の親玉が戦死してもああいうふうにまとまっているじゃろう?敵の親玉は戦死した様でしてないな。」
木江田
「そうじゃ。」
ペラ助
「どういう事だクッチャ?」
淳子
「墜落した要塞は、確かに爆発したわよね。」
チョロ坊
「僕も見たよ。」
丹平
「あっ!」
==>
丹平はモニターを指差す。空母要塞が墜落した所から、坊主ヘッドが浮き上がってくる。
アカンベイ
「ハハハハハ。このアカンベイ様が簡単にやられる訳が無いでチョンマゲ。ボース軍第三基地の司令塔の中心部”坊主”は、まだ破壊されてないもんねーっだ!このアカンベイ様の究極の攻撃をお見舞いしてやろう。」
==>
アカンベイはボタンを押す。坊主ヘッドが口を開き、赤い舌が出て来る。丹平達は円盤群と戦闘中にモニターでそれを見る。
チョロ坊
「あはははは…。奴らは本当にアホだよ。」
ペラ助
「お笑いだペッチャ。おかしいペッチャ。」
淳子
「アハハハハハハ…」
キュード
「いかん。」
木江田
「マズい。丹平君、あの坊主ヘッドを見てはいかん。見てはいかんぞ!」
丹平
「はい、博士。」
チョロ坊
「どうしてですか、博士?バカバカしくておかしいですよ。ははははは…」
キュード
「バカバカしいから見てはいかんのじゃ。円盤群と戦闘中じゃ。敵は集中力を欠かせる為にああいう事をやってるんじゃ。気を抜いてはいかん!」
丹平
「そうか。モニターチェンジ。」
==>
丹平はボタンを押す。モニター画面が円盤群を映し出す。円盤群は二手に分かれてくる。
丹平
「敵が二手に分かれたぞ。」
木江田
「丹平君。坊主ヘッドの裏側に回りこむんじゃ。」
丹平
「はい、博士。」
==>
クワガッタンは坊主ヘッドに近づいて来る。アカンベイはガラス越しにそれを見る。
アカンベイ
「ふふふふ、飛んで気に入る夏のメカだ。じゃなくて飛んで日に入る夏の虫だ。これをくらえ。」
==>
アカンベイはボタンを押す。坊主ヘッドの赤い舌がクワガッタンへ伸びて行く。クワガッタンはそのまま突っ込んでしまい、赤い舌で巻かれてしまう。
木江田
「しもうた!モニターを見ない様にした隙を突かれてしもうた。」
丹平
「クソーッ、ハメやがったなー!」
淳子
「身動きがこれでは取れないわ。」
ペラ助
「どうするペッチャ!」
オタケ
「これじゃ動けないわよ。」
キュード
「………」
==>
クワガッタンは坊主ヘッドの赤い舌に巻かれたままになる。円盤群は近くを飛行してる。アカンベイは笑い出す。
アカンベイ
「ハハハハハ、飛んで気に入る夏のメカも、飛ばなきゃ気に入らんメカだな、はははははははは…」
キュード
「丹平君。エンジン停止だ。」
丹平
「えっ!」
淳子
「どうして!」
チョロ坊
「そんな事してどうするんですか!?」
ペラ助
「わざわざ動かなくする必要は無いペッチャ!」
オタケ
「そうよ!」
木江田
「丹平君。キュード博士の言う通りにするんじゃ。」
丹平
「でも博士!」
木江田
「いいんじゃ。エンジン停止。」
丹平
「あっ、はい。エンジン停止。」
==>
クワガッタンのロケットブースターの噴射が止まる。アカンベイは窓越しでそれを見る。
アカンベイ
「やっと観念したようだな。円盤格納だ。」
==>
坊主ヘッドの舌の真上の円盤着艦口が開いて、そこへ円盤群はそれぞれ入って行く。そして円盤全機が着艦して、着艦口が閉じる。
キュード
「今じゃ!エンジン始動、クワガッタン水面下体制じゃ!」
一同
「えっ!」
キュード
「早くするんじゃ!」
丹平
「あっ、はい。エンジン始動、クワガッタン水面下体制!」
==>
クワガッタンは前脚を横へ伸ばそうとする。巻いてある舌がクワガッタンの桑まで伸びる。
キュード
「よし、丹平君、桑を回すんじゃ。」
丹平
「はい。」
==>
丹平はボタンを押す。クワガッタンの桑が回転して、前へ伸びている舌を裂いていく。そして舌が裂かれてクワガッタンは落下する。
丹平
「飛行モードチェンジ。」
==>
クワガッタンは落下しながら背部をプロペラ状態にして、ロケットブースターを噴射させ、落下から大きく右へ旋回して体制を整える。そして、坊主ヘッドに桑で体当たり攻撃をする。坊主ヘッドは傾く。アカンベイは操縦席から投げ出される。
アカンベイ
「ウオオオオっ、何だ!」
==>
アカンベイは立ち上がって窓から外を見る。クワガッタンが突っ込んで来る。
アカンベイ
「円盤発進だ!」
==>
アカンベイはボタンを押す。円盤の着艦口が開いていく。クワガッタンは桑を全開させて、着艦口を桑で挟んで、そのまま下へ投げ落とす。着艦口から発進してきた円盤群は、坊主ヘッドと一緒に地面へ墜落していき、坊主ヘッドと共に大爆発していく。
丹平
「やった!これで敵は全滅だ。」
ペラ助
「正義は必ず勝つペッチャ。」
チョロ坊
「やったぞー!」
淳子
「やったわ!」
木江田
「よし。メカブトンを引き上げよう。」
==>
クワガッタンは東方へ向けて飛んで行く。モニターに地面が映し出されてる。そしてボロボロにされたメカブトンが映し出される。
ペラ助
「メカブトンを見つけたペッチャ。」
丹平
「降下するぞ。」
==>
クワガッタンは高度を下げていき、桑を開いてメカブトンを抱える。そして高度を上げながら、爆発音と共に消える。クワガッタンはメカブトンを桑で抱えながらタイム・トンネルを進んで行く。
ナレーター
「クワガッタンの活躍で、ボース軍の基地を初めて粉砕できたけれど、本当にボース軍は強力だったね。でも、丹平君達は1つの大きな壁を乗り越えられた。これからも苦戦を強いられる事になって行くだろう。でも、タイム・ペシャーンの試作開発メカで、コオロッタンの欠点が補えるといいよね。今度はどこへタイム・トラベルするんだろう?ボース軍の地球の未来への攻撃の目的は相変わらず不明だが、きっといつか、判る日が来るだろう。それじゃ今回はこれでさようなら…」



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