新タイム・ボカン

アクセスカウンタ

zoom RSS ★第十話:「昆虫人を発見だペッチャ」

<<   作成日時 : 2007/01/09 04:31   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

画像ナレーター
「丹平君達は毎度のマージョ達の挑戦を打ち破って、やっと再び幸せの日々を過ごそうとしていた。しかしそこへ、友田博士が緊急事態を知らせに来たのだった。」
友田
「ボース星から来たボース人が、地球の未来のあちこちの時代に現れては容赦なく攻撃を仕掛けてくるそうなのじゃ。」
ナレーター
「それは、友田博士がタイム・ボカンの行った先で、マージョ達との戦闘で歴史が変わってるかどうかを確認させる為に、友田博士が小型メカを各時代へ送って、そのメカが帰って来た事がきっかけで判明した地球の未来の事件であった。ボース軍の攻撃の強さに驚いた木江田博士達は、ボース軍に対応させるべくタイム・ボカン1(ワン)、2(ツゥー)、3(スリー)の機能を全て備え持つ、タイム・ボカン4(フォー)、タイム・コオロッタンの開発を始めたのだった。しかし途中で1つの問題にぶつかった。タイム・コオロッタンには4脚の先端にタイヤが取り付けられたが、ボディーの中央部に集まる重心を支えきる事が出来ず、急遽、前脚と同じ物が中脚として取り付けられる事になった。原因は体重が支え切れない事と、ドタバッタンに取り付けられてる”健脚エンジン”の開発が出来なかった事であった。ドタバッタンを分解する訳にもいかず、臨時にクワガッタンと同じ”脚移動エンジン”を取り付けて、2500年後のニューヨークへ向け、テスト発進したのだった。」
==>
コオロッタンは、タイム・トンネル内を高速で移動して行く。そして横倒しで出現する。
ナレーター
「タイム・コオロッタンはテスト発進そのものには成功した。しかしタイム・トンネルからの着陸に失敗して、同行したタイム・ボカン1(ワン)・メカブトンを苦しめてしまった。コオロッタンのサブメカの戦闘偵察機カマキリンの活躍でかろうじて凌いだが、コオロッタンがタイム・マシーンとしてまだ未完成である事を浮き彫りにしてしまった。2500年後のこの時代でボース軍の被害者の一人の男の紹介で、現地の科学者と技術者に会う事になり、早速メカブトン、クワガッタン、そしてコオロッタンの修理が始められた。また、コオロッタンに臨時で取り付けられていた脚移動エンジンをより協力にする為、”コスモ・スーパー・サポーティング・チャージャー”が取り付けられて、後脚を動かす装置にはキュード博士らにより改良が加えられて、遂にコオロッタンは飛行ポーズが取れるようになった。」
==>
コオロッタンが飛行テストをする。走行して後脚を真っ直ぐ後方へ伸ばして、主翼と背翼を展開させて飛び立つ。
ナレーター
「飛行テストに成功したコオロッタンは、早速恐るべき力を披露したのだった。飛行速度が早く、逃げるボース軍の円盤を後方から体当たりし、ミサイル発射も正確だった。そして丹平君達の操縦していたメカブトンの危機をも救い、大変な活躍を見せつけたのだった。メイン操縦士も務められるキュード博士がボカンチームに加わり、研究所に帰還したのだった。しかし、コオロッタンはまたしてもタイム・トンネルからの着陸に失敗し、乗組員は気を失った。”タイム・ボカンはどんな危険な場所に遭遇するか判らない…”、木江田博士の決断は、ボカン4(フォー)を今後発進させないという非常に辛い決断だった。しかしキュード博士の”コオロッタン欠陥発見用テストマシーン試作開発提案”で、タイム・ペシャーンを開発する事になった。木江田博士一行は、早速テストマシーンのタイム・ペシャーンとコンピューターが選んだメカブトンとクワガッタンで、2850年後のシドニーへ発進した。」
==>
タイム・ペシャーンがタイム・トンネルを進行して行く。そして地上にタイム・ペシャーンが現れる。
ナレーター
「タイム・ペシャーンのテスト発進が成功した事でコオロッタンの欠陥が表に出てきたが、実はここはボース軍の基地が有る時代だったのだ。メカブトンはあっけなく撃墜され、ボース軍の壺型の空母要塞が現れて、ボース軍の円盤の大編隊が出撃して来たのだった。クワガッタンが撃墜されたメカブトンを抱えて逃げ、タイム・ペシャーンはクワガッタンが逃げられる時間稼ぎに応戦をしたが、所詮戦力が違い過ぎて逃げるハメになり、タイム・ペシャーンまでもが撃墜されてしまったのだ。唯一残ったクワガッタンは危機を何度も乗り越えて、メカブトンとタイム・ペシャーンの乗組員を救い出して、ボース軍第三基地を見事に攻略・退けた。そして大破したメカブトンを抱えたまま、帰路に着いていた。」
==>
タイム・トンネル内を、メカブトンを抱えたクワガッタンが進行して行く。そして研究所に、メカブトンを挟んでおんぶされてる様なクワガッタンが、爆発音と共に現れる。
ナレーター
「木江田チームはメカブトンの修理と同時進行で、友田博士も加えてタイム・コオロッタンの改良を始めた。馬力を出す為に取り付けられたロケットブースター連動作用の点検をするうちに、馬力を出す為の増幅装置が、コオロッタンがタイム・トンネル内の進行時にも連動してしまって、コオロッタンの体制を大きく崩している事が明白になった。そこでその問題を解決させる為に、キュード博士が開発した”オート・メカニカル・モード・チェンジング・オペレーション・マシーン”が取り付けられて、コオロッタン自体がタイム・トンネル内か否かを自動判別できる様にさせたつもりだった。」
==>
コオロッタンの改造作業を木江田一行がそれぞれ行っている。
ナレーター
「2222年後のドイツに向けての、再完成させたコオロッタンのテスト発進は成功した。しかし、コオロッタンに取り付けられた”オート・メカニカル・モード・チェンジング・オペレーション・マシーン”が上手く作動せず、コオロッタンは動けなくなってしまった。西岸の大きな工場で謎の男シャンペンと出会い、ボース軍の目的が判明できた上に、”タイム・スライド・エリア”で複製ドタバッタンを完成させて、待望のその複製ドタバッタンの健脚エンジンが遂にコオロッタンに取り付けられた。歓喜したボカンチームだったが、コオロッタンはテスト発進で暴走を起こしてしまった。破損も被り、動けなくなった上に、コオロッタンからニゲゼミンで脱出したボカンチームに、空が見えなくなるほどのボース軍の大編隊が攻めて来たのだった。」
==>
背翼を損傷したニゲゼミンは墜落する様に下降していく。
ナレーター
「コオロッタンからニゲゼミンで脱出した木江田一行はそれぞれメカブトン、ドタバッタン、クワガッタンに乗って応戦した。しかし戦力が全然違い、ボカンチームは危機に追いやられていった。そんな中、独り単独行動を取ってコオロッタンの修理をしていたキュード博士は、途中から加わった木江田博士の助力でコオロッタンを修理させて、コオロッタンで出撃した。ボース軍の本拠地をクワガッタンが破壊したが、基地から現れた”ヘ垂れん要塞”の攻撃で倒されてしまい、そこへコオロッタンが援護に飛んで来た。コオロッタンはまたしても恐るべき力を披露したのだった。正確なミサイル攻撃に加え、円盤群への連続体当たり攻撃、要塞を墜落させられる体当たりのパワー、円盤群からの攻撃を全く受けなかったスピード、全て格段の違いでとうとうボース軍を全滅させてしまったのだった。謎の男シャンペンがボース星人で有る事が判り、ボカンチームに参加する事となったんだよ。」
==>
シャンペン教授は牽引台車を集めて、コオロッタンが暴走して破壊させてしまった工場へ、メカブトン、ドタバッタン、クワガッタンをそれぞれ移動させる。
ナレーター
「損傷を被ったタイム・ボカンはシャンペン教授の助力で修理を終えて研究所へ一同は帰った。しかし不思議な事に、地球勤務に降格された筈のシャンペン教授は、どういう訳かボース軍の機密事項の書類を持っていた。それでキュード博士はシャンペン教授に疑問を持ったが、木江田一行は全くその疑問に気が付かないまま、12345年の香港へタイム・トラベルした。そこで見た物は、昆虫人が住んでいた様に見える、爆撃等を被った場所であった。しかもそこへ、どういう訳かドタバッタンが現れて、いきなりドタバッタン同士の対戦が始まってしまった。敵味方の区別が木江田に出来なかった事に付け込まれて、木江田博士のドタバッタンは損傷してしまう。メカブトンが助け出そうとした時に、コオロッタンに乗り合わせていたシャンペン教授がキュード博士に気を失わせて、タイム・ボカン4(フォー)・コオロッタンを奪ってメカブトンを襲ってしまったのであった。シャンペン教授はボカンチームの味方では無かったのだった。しかし今更気付いた所で、シャンペン教授の裏切りに会いコオロッタンまで奪われてしまって、メカブトンは大破、ドタバッタンは行動不能となった。ボカンチームは絶体絶命になってしまったのだった。」
==>
飛行中のコオロッタンからミサイルが二発発射されて、横転しているドタバッタンの胴体にそれぞれ命中する。ドタバッタンはミサイル攻撃で胴体が千切れてしまう。
ナレーター
「シャンペン教授はボース軍の連合統長ボースを倒すのが本当の目的だった。地球の事はどうでもよくて、降格された為に二度と妻子と共に生活できなくされていた事への復讐をしたかったのだった。しかしシャンペン教授の打倒ボースの情報は既にボースに知られていて、シャンペン教授は暗殺されてしまったのだった。コオロッタンも墜落事故で大破して、キュードの取り計らいでかろうじて木江田チームは最悪の事態を回避でき、タイム・ボカンの修理に着手できたのだった。」
==>
工場内でメカブトンの修理が行われている。
ナレーター
「キュード博士は最初からシャンペン教授の本心を察知していたので、騙されてるふりをして、何としてでも12345年の香港のこの工場へ侵入したいと計画していたのだった。工場へ入れたキュード博士は、ボース軍オリジナル技術の”タイム・スライド・エリア”のシステムを破壊させて、複製その物が出来ないように取り組ませる様リンドン博士らに一任させて、予め送っていたタイム・ペシャーンの資料でリンドン教授らにタイム・ペシャーンを製造させて、遂に工場に、タイム・ペシャーンで仲間のリンドン博士らを呼ぶ事ができ、”タイム・スライド・エリア”の破壊装置(ブロゥクンーシステム)にやっと着手できる様になったのだった。」
==>
キュードと友田はドタバッタンの修理を始める。一方大破したメカブトンが有った所にクワガッタンが現れる。クワガッタンのモニターに、メカブトンが無くなっているのを丹平達は見る。
丹平
「あれっ、誰かが回収したのか。」
チョロ坊
「丹平ちゃん。僕が居たドタバッタンの所にも行ってみようよ。」
丹平
「そうだな。よし、発進!」
==>
クワガッタンは背部をプロペラ回転させて、ゆっくりと上昇しながら前進して行く。昆虫人達の遺跡の上空にクワガッタンは飛行している。ドタバッタンが大破した場所の上空にクワガッタンは達するが、ドタバッタンも無くなっている。
丹平
「間違いなく誰かが回収している。友田博士だろうな、きっと。」
ペラ助
「僕もそう思うペッチャ。」
オタケ
「どこへ行ったらいいのかしら?」
丹平
「もし回収したのが友田博士なら、この近くのどこかに工場が有る筈だ。探してみよう。」
==>
クワガッタンは飛んで行く。一方工場では、ドタバッタンの修理が進んでいる。内部装置の点検と取り付け作業、そして外装等、着々とドタバッタンは修理が進んでいる。また、リンドンが中心になって、”タイム・スライド・エリア”のブロゥクンーシステムの検討が、始められている。
リンドン
「”タイム・スライド・エリア”の発動システムからチェックしていこう。」
==>
リンドン、ボブ、クリーンは、工場の奥から”タイム・スライド・エリア”の初期型を出して、装置の設計図と照らし合わせている。一方クワガッタンは、天井が左右に開いたままの工場の上空手前まで飛んで来る。クワガッタンのモニターに、その工場が映し出される。
丹平
「あっ、あんな所に工場が有るぞ。中に人がいるな。モニターをもっとアップにして。」
チョロ坊
「モニターアップ。スイッチ、オン。」
==>
チョロ坊はボタンを押す。モニターがズーム・アップされて、リンドン達が映し出される。
丹平
「あ!あれは、リンドン博士じゃないか!おまけにタイム・ペシャーンも有るぞ。着陸する。」
==>
クワガッタンは降下して行く。工場内のリンドン達は、プロペラ音に気づいて見上げる。クワガッタンが降りて来る。
リンドン
「おっ、あれは木江田博士のタイム・マシーンではないか。」
ボブ
「ん?本当じゃ。」
友田
「おおっ、もう迎えに来たか。」
キュード
「おお、クワガッタンではないか。あのメカには特殊な技術が搭載されてるからなぁ。」
友田
「ん?特殊な技術とは?」
キュード
「実はあのクワガッタンだけ、後のタイム・マシーンに搭載されていない物が有るんじゃよ。まだ試作の段階じゃが、宇宙空間の飛行に入る時には自動的に宇宙空間に漂ってる物質を採集させて、それを航行エネルギーに出来るかどうかの判定をさせて、それでふさわしいものを航行エネルギーにする装置なんじゃよ。」
友田
「そんな事が可能なのですか?」
キュード
「試作段階じゃがな。」
==>
クワガッタンは垂直降下して来て工場内へ着陸する。丹平、チョロ坊、ペラ助、オタケがそれぞれ下車する。
丹平
「キュード博士。ボブ博士にリンドン博士。クリーン博士にオム博士。そのタイム・ペシャーンで来たんですね。」
キュード
「おう、みんな揃ったな。淳子ちゃんと木江田博士は…」
友田
「実は負傷して、研究所でお休みされてるんじゃろう。」
丹平
「はい。」
友田
「丹平君。ちょっと面白い事が有るんじゃ。」
丹平
「面白い事?あぁっ、あの事ですか?」
==>
丹平は、リンドン博士らがチェックしかけていた装置を指で指す。
友田
「いや、違う。この工場その物の事だったんじゃ。ここからコオロッタンがテストジャンプしたのがたまたまわしが見れたんじゃよ。」
チョロ坊
「なんだ!そんな事だったんですか?」
丹平
「いや、でもここの所在が判ったから、俺達はここでボカンの修理ができたんだ。」
チョロ坊
「そうか…」
友田
「ここには大破されたタイム・ボカンの改修機が有り、ボース軍の”タイム・スライド・エリア”のブロゥクンーシステムの研究もできるとキュード博士は言われたんじゃよ。」
丹平
「そのブロィクンーシステムは、ここでしか出来ないのですか?」
キュード
「そうなんじゃよ。だからわしはシャンペンに騙されていたふりをしていたんじゃよ。ここはボースの人間でしか天井の扉を開けられん。ここさえ見つけてしまえば、後はどうにでもなると思っていたんじゃよ。ボース軍の集団を倒す事よりも、ボース軍の襲来その物をできない様にさせたいんじゃよ。」
丹平
「では最初からキュード博士は判っていたのですね。」
キュード
「そうじゃ。」
オタケ
「でも、本当に戦争は嫌だわ。」
キュード
「わしらも好まん。」
丹平
「俺達は今まで戦う事ばかり考えていましたが、本当にそうですよね。」
キュード
「そうなんじゃ。よし、修理を続けるぞ。」
丹平
「はい。」
ナレーター
「こうして、タイム・ボカンの修理と”タイム・スライド・エリア”のブロゥクンーシステムの開発が同時に進められた。ドタバッタンの修理が済んで、いよいよ問題のコオロッタンを殆ど開発し直して、コオロッタンも無事復元できたんだよ〜ん、っと。実はキュード博士がコオロッタンの設計図を持っていた。キュード博士は抜かりが無いよね。コオロッタンの再開発の説明が面倒で、省きたくなってこういう事にした訳じゃ無いよ。」
丹平
「できた!」
友田
「うむ。」
キュード
「よし。一度木江田博士の研究所に帰還しよう。わしがコオロッタンで先に行く。後はメカブトンとドタバッタン、クワガッタンで、それぞれ帰還してくれ。」
丹平
「はい。」
==>
キュードはコオロッタンに乗車する。コオロッタンは光に包まれながら、爆発音と共に消える。コオロッタンはタイム・トンネル内を進行して行く。
丹平
「よし。今度は俺が行きますよ。」
友田
「気をつけてな。ペラ助とオタケさんも同行して欲しい。」
ペラ助
「早く乗るペッチャ。」
オタケ
「行きましょう。」
==>
丹平とペラ助とオタケは、順にメカブトンに乗る。丹平はメイン操縦席に座る。
丹平
「発進!」
==>
丹平はレバーを引く。メカブトンは光に包まれながら、爆発音と共に消える。メカブトンもタイム・トンネル内を進行して行く。
友田
「チョロ坊君は、ドタバッタンの操縦はできるか?」
チョロ坊
「僕はドタバッタンとコオロッタンの操縦はできないんですよ。」
友田
「では、木江田研究所から連絡が入ったら、先にクワガッタンで帰還してくれ。」
チョロ坊
「はい、判りました。」
==>
コオロッタンが木江田研究所に爆発音と共に現れる。その手前にメカブトンも爆発音と共に現れる。それぞれキュードと丹平が、下車する。
キュード
「無事成功じゃ。」
丹平
「はい。」
==>
丹平とキュードは居間へ向かう。コオロッタンとメカブトンは、台ごと地下へそれぞれ降りて行く。そして空いている台が1つづつ、上がって行く。そして一階にセットされる。12345年の香港のクワガッタンとドタバッタンの、帰還スタンバイOKランプがそれぞれ点灯する。
チョロ坊
「では、僕から先に失礼します。」
友田
「うむ。」
==>
チョロ坊はクワガッタンに乗車する。そして操縦席に座る。
チョロ坊
「発進!」
==>
チョロ坊はレバーを引く。クワガッタンは光に包まれて行きながら、爆発音と共に消える。クワガッタンはタイム・トンネル内を、進行して行く。友田はドタバッタンに乗って、操縦席に座る。
友田
「研究所に向けて発進!」
==>
ドタバッタンも光に包まれながら、爆発音と共に消える。ドタバッタンもタイム・トンネル内を進行して行く。工場に残った4人は、装置のチェックを始める。研究所では、淳子の怪我が治っている。そこへ、丹平とキュードとペラ助とオタケが集まっていた。一階にクワガッタンとドタバッタンが現れる。チョロ坊と友田が、それぞれ出て来る。そして地下へ向かう。木江田達が待っていた。
木江田
「おお、友田博士。」
友田
「木江田博士。」
木江田
「淳子の容体が大分良くなった。ボカンを整備した後昆虫人の所へ行って下さらんか?」
友田
「うむ。」
キュード
「昆虫人と、遂にご対面じゃな。いよいよ健脚エンジンのメカニズムを知るチャンスが来るのか!」
木江田
「この中で誰も行った事が無いんじゃ。わしも本当は行きたいが、淳子を一人残す事まではできん。すまんが頼む。」
キュード
「とんでも無い。このメンバーで必ず、コオロッタンを完成車にさせて帰って来る。」
丹平
「やっとだ!遂に昆虫人の時代に行けるんだ。整備を始めましょう。」
キュード
「そうじゃな。」
友田
「うむ、始めよう。」
==>
木江田と淳子を残して、メンバー一行は各タイム・ボカンの整備を始める。
ナレーター
「こうして、タイム・ボカン1(ワン)メカブトン、タイム・ボカン2(ツー)ドタバッタン、タイム・ボカン3(スリー)クワガッタン、タイム・ボカン4(フォー)コオロッタンの整備が始められたんだよん。今回コオロッタンには、稲妻電気発射攻撃装置が取り付けられて、コオロッタンの前部上方の触覚から、稲妻電流攻撃が使用可能になった。コオロッタンに足りない物は、中脚に取り付ける健脚エンジンのみとなった。いよいよ後一歩で完成だね。この”新タイム・ボカン”のストーリーも、いよいよ架橋に入って来た。」

画像


ナレーター
「これがコオロッタンのサブメカの格納場所だよ〜〜ん!いよいよこのコオロッタンが完成するか!?健脚エンジンの入手はどの揚になり、どうなるんだろうね。本当にいよいよだよねーん!いよいよだよ!いよいよだから!エッ、しつこい?そうか。エッ、クドい!そうか。だってね、待ち遠しくてならないんだもーん!だから遂言っちゃうんだよねーこれが。気持ち判る?判んねーだろーなぁ。だけどね、♪違う、違う、そうじゃ、そうじゃ無い。昆虫人に会いたいよ。違う、違う、そうじゃ無い、完成させたいんだよ〜ん。跪きそうさー♪。」
==>
コオロッタンは手前に大きく見える。丹平達は、そのコオロッタンの前に立ち並び、コオロッタンを見つめている。西日が差してくる。
丹平
「ついこないだまで、ここで転倒していたコオロッタンを見つめて、発進できないと言う博士の言葉が俺達の心に響いたんだ。タイム・トンネル内で暴走してしまって、どうしても着陸が上手くできなかった…あのコオロッタンは今のこのコオロッタンなんだ…」
オタケ
「そうよ、そうなのよ。諦めずに努力すれば、必ず実るのよ。」
友田
「そうなんじゃ。諦めてはいけないんじゃよ。」
チョロ坊
「そうですよ。諦めたらそれで終わり。」
キュード
「さあ、出発じゃ!」
==>
木江田と淳子を地下の居間に残したまま、一同は一回に上がって来る。コンピューターが動き出す。
ナレーター
「さあ、コンピューターで9999年の時代に出発するにふさわしいタイム・マシーンが選択されるよ。コンピューターは、ドタバッタン、コオロッタンを選択した。上手くいって欲しいね。」
==>
ドタバッタンが台ごと、メカブトン、クワガッタン、コオロッタンの前にスライドして出てから、一階に上がって行く。次にコオロッタンが台ごと前へスライドして出て、一階へ上がって行く。手前のドタバッタンの後方に、コオロッタンが上がって来る。ドタバッタンには丹平、友田、ペラ助、オタケが乗車する。コオロッタンにはキュード、チョロ坊が乗車する。丹平は操縦席に座って、モニターの電源を入れる。モニターにキュードが映る。
丹平
「俺から先に発進します。」
キュード
「うむ。コオロッタンにも自動追尾装置が付けられてる。先に発進してくれ。」
丹平
「はい。9999年に向けて発進!」
==>
丹平はレバーを引く。ドタバッタンは光に包まれてゆき、爆発音と共に消える。ドタバッタンはタイム・トンネル内を、進行して行く。コオロッタンの操縦席に居るキュードも、レバーを握る。
キュード
「9999年の地球に向けて、ドタバッタン追跡モードで発進。」
==>
コオロッタンも光に包まれてゆき、爆発音と共に消える。コオロッタンもタイム・トンネル内を進行して行く。タイム・トンネル内のドタバッタンの操縦室では、みんながモニターを見ている。
丹平
「昆虫人の世界って、どんな所なんだろう?」
友田
「そうじゃなぁ。12345年の香港と、大差は無いじゃろうな。」
ペラ助
「あの時見た変な光景と同じだペッチャ。」
オタケ
「多分そうね。」
丹平
「そうか…」
==>
ドタバッタンはタイム・トンネル内を進行している。そして、森の中にドタバッタンが現れる。丹平はモニターを見る。
丹平
「お!ここは森の中じゃないか!」
==>
丹平はタイム・ゲージを見る。ゲージは9999年の北極を差している。
丹平
「ここは9999年の北極だ!どうして雪が全く無いんだろう。しかも北極って、陸地じゃ無かった筈だけどなぁ?」
友田
「北極にこんな陸地にこんな森が有るなんて変じゃ。」
ペラ助
「どうなってるペッチャ?」
==>
ドタバッタンの真横にコオロッタンが爆発音と共に現れる。近すぎてドタバッタンが爆発の衝撃で倒される。
丹平一同
「ワッー!」
==>
転倒したドタバッタンが、コオロッタンのモニターに映る。キュードは驚く。
キュード
「追跡性能が良すぎて近寄り過ぎてしもうた!これはいかん。」
==>
コオロッタンからキュードは出て来る。転倒されたドタバッタンでは、皆一方に倒れている。
友田
「痛痛痛…」
丹平
「痛ーっ、友田博士大丈夫ですか?」
友田
「大丈夫じゃ。」
ペラ助
「何て事するペッチャ!味方同士だペッチャ!」
オタケ
「コオロッタンの着陸のショックだわ。」
友田
「そういえばコオロッタンをいつも先に発進させていたな。コオロッタンの追跡モードのテストは、そういえば一度も行ってはいなかった。体制を起こすんじゃ。」
丹平
「はい。よーし、これだ!」
==>
丹平はボタンを押す。ドタバッタンは上体を脚で起こす。操縦室のタイム・電池のランプが点滅している。丹平はそれを見る。
丹平
「ああっ!タイム・電池が故障した。これじゃ発進できない。」
友田
「修理を早速始めよう。」
丹平
「はい、友田博士。」
==>
丹平と友田はドタバッタンから下車する。既にキュードが待っている。
キュード
「やはり故障したか。」
友田
「タイム電池が破損してしまった様じゃ。これでは発進不可能じゃ。」
キュード
「そんなショックを受けたのか。う〜む…」
==>
友田と丹平とキュードは、早速ドタバッタンのタイム電池の修理を始める。徐々に何かの飛行エンジンの音が大きくなって来る。
友田
「うむ?もしかしてあの音は…」
==>
修理中の丹平、友田、キュードは、それぞれ振り返る。そこへ全身黄色のドタバッタンが飛んで来て着陸する。一同は驚く。
友田
「あれはドタバッタンではないか!」
キュード
「黄色のドタバッタンじゃ。」
丹平
「昆虫人が乗ってるのか!?」
==>
着陸した黄色のドタバッタンの背部ドームが開き、4人の昆虫人が現れる。
昆虫人@
「何者だお前達は。」
キュード
「わしらは地球の未来ばかりを攻撃して来るボース軍に対抗する為に、このコオロッタンを完成させながら貴方方のいる時代を探してたんじゃ。このコオロッタンの中脚には昆虫人オリジナルの健脚エンジンが付いておらず、このメカは未完成のままなんじゃ。是非健脚エンジンの取り付けに協力して欲しいのじゃ。」
昆虫人@
「そうか。お前達は敵では無いと言うのか。」
友田
「そうじゃ。」
昆虫人@
「それなら1つ聞きたい事がある。そのコオロギメカの前脚と後脚だけ何故健脚エンジンが取り付けられてるんだ。」
キュード
「ボース軍の”タイム・スライド・エリア”を利用して、一度だけ複製ドタバッタンを完成させられる機会ができたので、その時に付けられたんじゃ。」
昆虫人A
「そうか。地球人が”タイム・スライド・エリア”を利用できたと言う事は、ボース軍の味方に付いたからできたんだろう。お前らは我々の敵だ。そのドタバッタンをおとなしく我々に返さなければ、軍力を行使するしか他に選択の道は無い。」
キュード
「わしの話を聞いて欲しい!」
昆虫人@
「ダメだ!ドタバッタンを返せ!」
キュード
「わしらは貴方方の敵では無いんじゃ。わしらはボース軍の”タイム・スライド・エリア”の研究をしていて、ボース軍の来襲その物をできない様にする為に現在研究中なんじゃ。」
昆虫人B
「”タイム・スライド・エリア”の工場にはボース人との接触が無い以上は、絶対に行く事そのものができないんだ。要するに我々の敵ではないか。」
キュード
「違うんじゃ。」
昆虫人A
「違う訳は無い。」
昆虫人@
「こいつらを捕まえろ。一人も逃がしてはいかん。」
キュード
「我々は地球人じゃ。ボース軍を倒す為に過去から来たんじゃ。」
==>
昆虫人は飛んで来る。そして丹平、キュード、友田が昆虫人達に捕まってしまう。
丹平
「俺達は本当に敵じゃないんだ!」
友田
「同じ地球人じゃないか!わしらを信じてくれ!」
昆虫人@
「うるさい!本当はそこのコオロギメカで、我々に攻撃をする為に来たんだろう!我々は全て知っている。」
友田
「違うんじゃ!」
昆虫人@
「こいつらをドクタードタバッタンに乗せろ!」
==>
昆虫人達に捕まった丹平、友田、キュードは、黄色のドタバッタンに連れて行かれる。
キュード
「信じてくれ!わしらは敵では無い!」
昆虫人@
「ドタバッタンは返してもらう。」
==>
昆虫人Cがドタバッタンの背部ドームまで飛んで行く。しかしドームが開かない。ドタバッタンの中にいるペラ助とオタケは、振るえている。
ペラ助
「ドタバッタンの中に入れてはこっちも捕まるペッチャ。」
オタケ
「入れちゃダメよ。」
昆虫人C
「開けろ!開けるんだ!」
==>
昆虫人Cは、背部ドームから地面へ降りる。そしてドタバッタンのウィンドウから中を覗く。ペラ助とオタケが寄り合っているのを昆虫人Cは外から見つける。
昆虫人C
「あんなのまで乗っているのか。開けるんだ!」
==>
昆虫人Cは、ウィンドウをノックしながら叫ぶ。ペラ助もオタケも怖がっている。一方コオロッタンに残ってるチョロ坊は、攻めるかじっとしているかの選択に悩んでいた。
チョロ坊
「僕はどうしたらいいんだ。」
ナレーター
「遂にボカン一行は昆虫人を発見した。しかし大きな誤解をされてしまって黄色のドタバッタンにボカンチームの半数が連れ込まれてしまい、残されたドタバッタンとペラ助・オタケ。そしてコオロッタンのチョロ坊は、どうなってしまうんだろうね?しかもこの状態でもしボース軍が攻めて来たらどうなってしまうんだろうか?チョロ坊ではコオロッタンを操縦できない。ドタバッタンは修理のやりかけのまま。果たしてこの結末はどうなってしまうんだろうね。またのお楽しみだよ。バイバイ。」



★★★在宅ビジネスならここ!:簡単在宅ワーク!★★★
http://sokusae.com/m/02280625/0228062544p.htm?progu1
★★★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★★★

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
担任制通信教育「リーディングのための英語構文講座(初級)」(標準受講期間18週間、電子メールによる問...
これら活動を通して、大人のお客様の教育に対する需要が、大学・大学院レベルの内容のみならず.... ...続きを見る
在宅ビジネス支援!サイドビジネス在宅ワー...
2007/01/09 22:08

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
★第十話:「昆虫人を発見だペッチャ」 新タイム・ボカン/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる